社長の彼とあたしの恋愛


バッグを、元あった場所にしまうと、洸輝はあたしを見た。


「だったら…、何でさっき無視したの?」


「ああ。オヤジにムカついてさ。どうしてやろうかって、考えてたんだよ」


「何よ、それ…」


洸輝って、時々、こういうトコあるのよね。


無視してるのかと思えば、違う事を考えてて…。



「亜美、前にも言ったろ?もっと、オレを頼れよ」




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