社長の彼とあたしの恋愛


「洸輝…。あたしの事、イヤにならないの?」


「何で、そうなるんだよ。あっ、分かった。ずっと、一緒にいられなかったからだろ?」


そう言いながら、洸輝はあたしにキスをする。


「だから、亜美は不安になってんだよ。大丈夫。今夜は離さないから。不安なんて飛んでくよ」



「うん…」


吹き飛ばして。


あたしの不安も、悲しみも、寂しさも…。




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