社長の彼とあたしの恋愛
ちーちゃんの言葉が気になりつつも、新しいデスクへ座る。
どういう意味よ~!
気になるじゃん。
「あの、よろしくお願いします」
同じ“島”の人たちに、軽く挨拶をするものの、みんな無視…。
あっ、そう。
別にいいわよ。
ムカっとしながらも、パソコンに向かった時だった。
「いいわよね~。社長の鶴の一声で、本社異動なんでしょ?」
どこからともなく、そんな言葉を投げられた。
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