社長の彼とあたしの恋愛


ちーちゃんの言った意味、今、分かったわ。


なるほどね。


やっぱり、あたしは歓迎されてないんだ。


だったら、こっちも、無視してやるわよ。


唇をギュッと噛み締めた時、


「社長よ!」


誰かの言葉に、フロア全体がざわつき始めた。


えっ!?洸輝!?


なんて、タイミングの悪い…。


みんなが立ち上がり始めたのにつられて、あたしも立ち上がる。




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