社長の彼とあたしの恋愛


突然、どうしちゃったのよ。


「実は、浮気相手の子供、オレの子じゃなかったんだ」


「え?」


「最初から、それは疑わしかったんだけど、生まれた子供は、血液型が全然違った」


そんな…。


そんな事ってあるの?


「でもさ、オレの子じゃないとも言い切れないし、あの時は亜美と別れたけど…」


そう言って、洸太は腕の力を強める。


「死ぬほど後悔してるんだ。亜美の事が、今でも忘れられない」




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