社長の彼とあたしの恋愛


「やり直して欲しいんだ。もう一度、結婚を前提として」


「えっ!?」


そんな…。


すると、洸太はあたしから離れて、紙の切れ端に、何かを書いている。


「これ、オレの携帯番号。亜美からの返事、待ってる」


「でも、あたし、洸輝と…」


「彼氏、政略結婚するんだろ?オレは、二度とあんな事はしない。金はないけど、亜美を幸せにするから」




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