君と怪我と
 





椿は、あたしが泣き止むまで
ずっと居てくれた。



あたしは、椿の前でただ気が済むまで泣いた。





「もう、大丈夫だから…」

「そすか。」

「…ぁりがと」

「…」




お礼なんて言うなって言われるかと思った

けど、言われなかった…




よくわかんない奴…





 
< 33 / 70 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop