君と怪我と
 




――――ある日、学校で。



あたしは休憩時間、同じクラスの千佳と過ごす。


あたしの学校の校舎は変わってて(?)
ずらーっと7クラス教室が並び、校門から見て手前から
3年校舎、1年校舎、2年校舎となっていて
2年校舎からは、1年校舎の廊下が見える。

あたしは7組で、席は1番前の1番窓側。

そして、
圭介のいる7組がよく見える。

目だけはいいんで!←おもんな(笑)



そして、休憩時間
何気なく1年校舎を見ると、圭介がいて
楽しそうに女子3人に囲まれてて…



「あ…」

「ん?あ、椿じゃん。
女子と話してんのって珍しくない?」

「うん…珍し。」






やだ



嫉妬してるよ、あたし。





しかも。




「あ、こっち気付いた」




目が合って笑顔で手振ってきた。


無視する理由はないし、振り返すあたし。




そして彼は爽やかに去って行った







 
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