恋愛日記
ほんと幼稚だな。
バカみたい。
「キャハハハハハハハハハ。ダイジョーブ?いたそー。てか、次の授業あの熱血先生だよね?かわいそーに」
絶対かわいそーとか思ってないでしょ。
まぁ、思ってたらこんなことしないか。
「こほっ、こほっこほっ。」
すっごい煙たい。
あぁ、もうすぐ私の堪忍袋のおが切れるわ。
やばいかも・・・。
バンッ
よし。命中。
私は、乃璃佳の背中に黒板消しを投げつけてやった。そして見事命中。
「いったー。・・・ったく、何すんのよ!」
乃璃佳、キレたね。
「別に。ただ、仕返しをしてるだけ。見てわかんない?」
もっとキレるように挑発してみた。
乃璃佳はだんだん眉間にシワを寄せ出した。
あらら、ブッサイクな顔がよりブサイクになっちゃってるよ。
「あんた、何してくれてんのよ!乃璃佳の制服が汚れっちゃったじゃん!」
ふーん。
いいねぇ、乃璃佳はかばってくれる“下僕”がいて。