恋愛日記
よしっ!
冷静に装うのはもう慣れた。でも、結構疲れるな、これ。
「いえ、何もしなくていいですよ。ただ、ここに住むだけですんで。」
・・・なぁにぃ!?!?
住む?まじか・・・。
こんな早く住むことになっちゃった。
これから家事もしなくていいんだ!
やったっ!
「でわ、入りましょう。」
プルルルルルル
プルルルルルル♫
「ん?」
誰からだろう。
ディスプレイを見ると、『おじ様♥』
あ、やべっ。
忘れてた。てか、すっぽかしちゃったよ。
・・・でも、もうこんな事しなくてもいいよね?
まぁ、また用があったら電話すればいいし。
多分その時には溜まりすぎて私が失神するまでいじられるんだろうな。まぁ、その時はその時でしょ。
ブチッ
「出なくていいんだ。」
「別に。今はそういう気分じゃない。」