恋愛日記
上目遣いの45度。
ふふふ、これでどう?
「別に。」
あれ?効かなかったのかなぁ?珍しい人。
こういう女慣れしてなさそうな人なら一発で落ちると思ったんだけどなぁ。
しかも、いきなり冷たくなったし。
なにこいつ。
キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン
あ、HR終わった。
そろそろ教室行かなきゃな。
屋上の入口に向かって歩き出す。
「ねぇ。」
いきなり肩持たれたからビックリしたじゃん。
「ん?何?」
私は初めて光輝の目を見た。
え・・・。すごい。
光輝の目って青色なんだ。
一瞬でその目に引き寄せられた。なんとも言えない力が宿っているような目をしていた。
そんな事を考えているうちに、光輝の口元が私の耳元にやってきていた。