【短】スノウ*グリッター
『雪はキラキラ輝くように、』
今までは上手くやってこれていた。わたしは彼のことが好きだったし、彼はわたしのことが好きだった。
「キスしてもいいよな?」
「…ん……っふ」
拒否権なんてものは存在しなくて。噛みつくように唇を重ねられる。
それが決して嫌じゃないし、むしろ好きな人とのキスだから嬉しい。求められてるのがわかるから。
「くるし…かい…と」
「なんだ、もう酸素不足か」
もう少しオトコ慣れしてないわたしをいたわってほしい。