規則の守護者
「今日から配属になった、高井瑞緒です」
瑞緒は、1歩室内へ入り、名乗る。
が、監視班の男達は麻雀に夢中。
そのまま立っていても仕方がないので、瑞緒は煙草の匂いに満ちた部屋の奥へ向かった。
「すみません。
今、休憩中ですか?」
瑞緒が、麻雀を傍観していた男へ尋ねる。
すると男は、ここはいつも休憩中だよ、と答えた。
「いつ働くんですか?」
「働きたければ、勝手にやっていれば?」
やる気のない声。
瑞緒は、所長から受け取った小型情報板を、握り締めた。
瑞緒は、1歩室内へ入り、名乗る。
が、監視班の男達は麻雀に夢中。
そのまま立っていても仕方がないので、瑞緒は煙草の匂いに満ちた部屋の奥へ向かった。
「すみません。
今、休憩中ですか?」
瑞緒が、麻雀を傍観していた男へ尋ねる。
すると男は、ここはいつも休憩中だよ、と答えた。
「いつ働くんですか?」
「働きたければ、勝手にやっていれば?」
やる気のない声。
瑞緒は、所長から受け取った小型情報板を、握り締めた。