規則の守護者
ポケットから手を抜き、瑞緒は駆け出した。

手には銃。


ごめんなさいと、そんな言葉が何度もこぼれる。



瑞緒は規則の守護者。

私情を失くす覚悟がなければ、務まる仕事ではなかった。



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