レンアイ 韓国年下男の子
スタート間近な雰囲気になってきた。

ジョンフンは、今までみたこともないような、真剣な顔をしている。

よく見ると、髪型だけでなく、かなり日焼けもしていて、

精悍な顔だちになっている。

ジョンフンってこんな顔だったけ?

彼に見とれているあいだに、一斉にスタートした。

「ユリさん、先行くね。」

やっぱり、ついていけない。

こんなことなら、応援だけにしておけばよかった。

後悔しても、遅い。

とにかく、走らなければ。
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