レンアイ 韓国年下男の子
ゴールが見えてきた。

たくさんの人がいる。

ジョ、ジョンフンはどこ?

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気がついたら、テントの下で、寝かされていた。

「気がついた?」

「ジョンフン。私。」

「ゴールで倒れちゃったんだよ。」

「はずかしい。」

「思ったより、軽かったよ。」

「え、うそ!」

ジョンフンがここまで運んでくれたの?

「でも、ちゃんと完走だって。」

恥ずかしさと。ジョンフンの笑顔と、

なんだかわからないけど、うれしさと、

ごちゃまぜになって、泣けてきた。

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