あの日この場所、君からのメール
周りは夕暮れでもうすぐで
闇の世界になりそう。
陽介君の後ろをついていくと
いつの間にか映画館は通り過ぎていた。
…あれ?

「あの…映画は…?」

「ああ!ごめん。映画は見ない予定なんだけど…。」

考えてもいなかった答えに驚く私。

「え!ああそうですか!勘違いしてました!」

恥ずかしすぎる!言わなきゃ良かった…。

「いやいや。今から行くとこ待ち合わせ場所にしたら
人通り少ないから女の子を一人にしたらダメだと思って。」

今の発言に胸がドキドキしはじめる。
陽介君ってこんなに優しいんだ。
もっと好きになっちゃうじゃん・・・。
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