あの日この場所、君からのメール
それから会話は全く続かなくて
陽介君はある場所で足を止めた。

「ここ…どこですか?」

街灯は一つしか点いてなくて
ほとんどが闇に包まれている。
建物も静まり返っていて不気味な
雰囲気をかもし出していた。

「あ、ここ怖いよね。
ここ西野商店街の南口なんだけど…。」

「え、あの西野商店街ですか!
昼とのギャップ凄い…。」

西野商店街、私にとって馴染み深い場所。
小さい頃お母さんとよく来ていたなぁ。
でも今はシャッターが閉まっている
店ばかりになってるらしい。
それより…なんでここ?
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