あの日この場所、君からのメール

胸の鼓動が速くなる。
顔が火照り、
ひきつり、
涙が止まらない。
今の私を見たら誰でも引いちゃうくらいな
すごい顔だと思った。

でも――――・・・

「あ・・・」

目と目が合った。
そしてニコリと彼は微笑んだ。
心を掻き乱す笑顔。
それはまるで媚薬のような・・・。
私を痺れされる微笑みだった。
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