Train Love [完]
「ん・・・誰?」
「ん?健太君」


寝起きで頭回らないのか、姫依はまた布団に倒れ込んだ


「よく眠ったね。もう2時だよ」
「・・・うそ、姫依そんなに眠ってたの」


優莉を迎えに行くまであと2時間半


今日は、ちょっと遅く優莉を迎えに行くことにしてある


「姫依、まずご飯食べる?」
「ん~、おなか減ってないや」


姫依が、笑った


「んっ!少し顔がすっきりしたね」
「ありがとうね莉子」


姫依が、笑顔であたしにそ―言ってきた


姫依の笑った顔久しぶりに見た気がする


姫依の頭をなでて、あたしは夜ごはんの買い物に出掛けるため上着を着た


「莉子・・・どこいくの?」
「今から、夜ごはんの買い物!そのあとに、優莉迎えに行ってくる。姫依どうする?ここに居る?一緒に行く?」


姫依に問いかけると、姫依は首を縦に振って『行くっ!』といった


姫依の支度ができるまで、あたしは家で優莉が帰ってきてもいいように危ないものを上に置いた


最近、姫依は立てるようになって走りまわったりするから大変だ


最近、立てるようになったんだよね


優莉の発育は順調に進み過ぎている












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