Train Love [完]
「あっ、ごめん」


健太君が軽くあたしに謝った


「はぁ~・・・苦しかったぁ」


でも、なんか恥ずかしさがなくなった


ニヤッと嫌らしく笑って健太君はきたパスタを食べ始めた


あたしも、自分の目の前に置いてあるジュースに手をつけた


「ん~、おいしい」


8月と言うことで、真夏な今


暑くて暑くてしんどい


朝起きると、汗びっちょりになってる


冷たい冷静パスタを頬張ってる健太君を見ながら携帯をチェックした


「・・・ん?」


あれ?姫依から着信はいってる


「姫依から着信だ、ちょっとかけてもいい?」


口の中にいっぱいパスタが入ってる健太君は喋れないのかうなずいた


健太君の答えを聞いて、あたしは姫依に電話かけた


「姫依?どしたの?」
『莉子っ!ゴキブリ出たの!でももう大丈夫、退治してもらったから』


....ゴキブリ


「ゴキブリ...家帰りたくなぁい」
『もう大丈夫だって!いないから。デート中にごめんねバイバイ!』


姫依は、急いで携帯を切った


何してるんだろう・・・


ゴキブリヤダなぁぁぁぁぁぁ






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