Train Love ［完］

家に帰ってあたしのテンションは異常に上がっていた


健太君と久しぶりに会えたことが嬉しかったのと仲直りできたのが嬉しかったから


久しぶりに、健太君とキスをして顔がほてってしまった


家に帰ったら、優莉があたしに一番乗りで抱きついてきた


そして、あたしのほっぺたに手を添えて『りぃ、顔赤ぁい』って笑った


姫依はあたしの顔を見てニヤニヤ笑った


その姫依の笑みを知らないふりして優莉を抱き上げてすぐお風呂へ行った


優莉とのお風呂も終わり、優莉はウトウトし始めた


「優莉眠たい？寝てもいいよ？」
「優莉今日りぃと一緒に寝るぅ～」
「分かったよ、じゃーあたしのベッドで寝てな」


優莉をベッドへ寝かして、毛布をかけてあたしはリビングへ行った


最近はあたしがいなくなっても泣かなくなった優莉


ちょっとは負担が減った


「姫依萌眠いから寝る～」
「分かったぁ、明日も学校だしね。あたし明日学校行かなきゃいけないんだぁ」


あたしがそいうと、姫依が目を輝かせながらあたしを見てきた


「久しぶりの2日連続登校だぁ～」


姫依が嬉しそうに、部屋へ帰っていった


姫依の喜ぶ顔を見るとなぜかホッとする


いつも姫依には笑って居てほしいんだぁ


いつだってホッとしていたいから