Train Love [完]
その日から、あたしは死んだように笑わなくなった
姫依が笑っててもあたしは笑えない
優莉に紗絵笑顔を見せられなくなった
最後の望みがなくなった今、あたしには何もない
ストレスがたまって体を壊して入院してそのままあたしは死んでいくかもしれない
自分の未来を想像したらぞっとした
額には汗がにじみ出た
怖かった
....もういや!
「莉子、優莉ちゃん迎えに行ってきたよ」
優莉の送り迎えもできなくなった
姫依は、あたしの前に優莉を差し出した
今差し出されても...
「ごめん姫依、あたしちょっと涼介のところ行ってくる」
「えっ?」
「ちょっと、相談してくる」
姫依にも優莉にも負担をかけないためのあたしなりの精いっぱいのこと
とぼとぼ歩いて亮介の家のインターホンを押した
すると、涼介んちから涼介が出てきた
「莉子?どした?」
「涼介に...お願いがあるの」
涼介の顔を見てほっとしたのか涼介にしがみついて泣いてしまった
近所迷惑になると思ったのか涼介は自分の部屋へあたしを入れた
あたしを落ち着かせるため、温かいほっとココアを出してくれた
それを一口口に含み、下を向いた
姫依が笑っててもあたしは笑えない
優莉に紗絵笑顔を見せられなくなった
最後の望みがなくなった今、あたしには何もない
ストレスがたまって体を壊して入院してそのままあたしは死んでいくかもしれない
自分の未来を想像したらぞっとした
額には汗がにじみ出た
怖かった
....もういや!
「莉子、優莉ちゃん迎えに行ってきたよ」
優莉の送り迎えもできなくなった
姫依は、あたしの前に優莉を差し出した
今差し出されても...
「ごめん姫依、あたしちょっと涼介のところ行ってくる」
「えっ?」
「ちょっと、相談してくる」
姫依にも優莉にも負担をかけないためのあたしなりの精いっぱいのこと
とぼとぼ歩いて亮介の家のインターホンを押した
すると、涼介んちから涼介が出てきた
「莉子?どした?」
「涼介に...お願いがあるの」
涼介の顔を見てほっとしたのか涼介にしがみついて泣いてしまった
近所迷惑になると思ったのか涼介は自分の部屋へあたしを入れた
あたしを落ち着かせるため、温かいほっとココアを出してくれた
それを一口口に含み、下を向いた