Train Love [完]
「そろそろさ」
「ん?」
「“健太”って呼んでくれない?」


健太...恥ずかしい!


「....うん、分かった」


恥ずかしいけど、でもやっぱり君付けは嫌だよね


「―――健太」
「莉子」
「健太!」
「莉子!」
「健太大好き!」
「莉子だ.....」


健太が“大好き”と言うのを遮ってキスをした


「ふふっ幸せぇ~」


そ―言いながらあたしはまた健太を抱きしめた


アイシテル、とてつもなくアイシテルよ


「そろそろ行くか?」
「うん!優莉たち呼んでくるよ」


そっと健太から離れてあたしは2階へ上がった


優莉の部屋へ入って優莉と健斗君を呼ぶ


「優莉、健斗君そろそろ....!!」


あたしに築いた2人は急いで離れた


沈黙が続く


驚きすぎて、言葉が出なかった


何で....


「莉子~?」


健太があたしを呼びながら上がってくる


「どうしたんだよ」
「優莉と健斗君がチューしてた」


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