Train Love [完]
「お待たせ!」
「前会ったけど、かわんねぇなあいつらも」
「そうだね、全然変わってない中学のころから」


変わってほしくない、人なんてすぐに変わってしまう


「さっ、夜ごはん食べよ」


あたしの隣に居た優莉に微笑み、メニューを見た


「優莉お子様ランチがいい~」
「お子様ランチかぁ、お子様ランチのどれがいいの?」


優莉は嬉しそうに指をさした


「りぃは何にしようかなぁ」
「りぃは、これ!優莉これも食べてみたいからりぃこれにして?」


優莉はいつもそうだ、あたしの好きなものを選ばしてくれない


自分が食べたいものを押しつけるの


でも、自分で決めれないから嬉しいんだけどね


「分かった、じゃーこのハンバーグね!」


優莉と“おいしそ~”と言いながら、手を拭いた


「健斗お前どれがいい?」
「俺これ!めっちゃうまそうじゃね?」


健太君たちも着々と決めていた


店員さんに注文して、少しまったらご飯が来た


「うわぁ、おいしそ~」
「本当に!」
「そんじゃ!」





「「いただきまぁ~す」」




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