Train Love [完]
食べ終わって、あたしたちは始めてお散歩デートした公園へ来ていた


「ここ、始めてお散歩デートしたときに来たよね」
「そうだったな、あの時には俺もうお前のこと好きだったんだぜ?」


そんな前からあたしを?


「そうだったんだ、あたしも健太君好きだよ?」
「何だよ、今日の莉子変だな」
「そっかな?」


あえていなかったから、会えてうれしくて


ついつい甘えちゃう


「りぃ~!お団子作ったのぉ、食べるぅ?」
「優莉上手~、アーンして?」


あたしが口を開けると、優莉は手をひっこめた


「やぁだ!これ食べちゃうと死んじゃうよ?」


優莉が本気な顔をしてそんなこと言うもんだから笑ってしまった


「優莉、本当に食べるわけないでしょ?」
「えっ!?りぃなら食べそうだったのにぃ。だから優莉、心配したのに!」


そ―言って優莉は怒って健斗君のほうへ帰っていった


「かわいい」
「親バカかよ」
「子供は可愛いよ、いつかあたしたちも子供欲しいね」


あたしがそ―言って視線を優莉から健太に移した


健太を見て目を疑った


「なんで赤くなってんの?」
「えっ!?俺、赤い?」


自分できずいてなかった健太に思わずふいてしまった


「笑うなよ‼」
「くっ...ふふっ、ごめっ...ふふ」


笑いが止まらない


ずーっと笑って、いちゃいちゃしてると、周りから冷たい視線で見られた


「....やばい、周りの目が怖い」
「お前が笑いすぎるからだろぉ~?」


そ―言ってじゃれながら健太はあたしを抱きしめてきた


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