Train Love [完]
まって!


あたし着替えてない


「こないでぇ」


あたし声は小さく、聞こえるわけがなく健太は普通にリビングに入って来た


「莉子、なにしてんだ?」


あたしの不振な行動に、健太は飽きれてた


「あたしまだパジャマなの、見ないで」
「大丈夫だよ。今度からは見るんだし」


意地悪く笑ってあたしに触れるだけのキスをして来た


あたしの顔は真っ赤だろう


はずかしぃ~

「真っ赤な顔して、いい加減慣れろよな」


今度からは一日中一緒にいられるんだぁ


こーして、あたしたち4人の同居生活がスタートした










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