Train Love [完]
「なんか飲むか?」


家に入ってそうそう慎ちゃんがあたしにそ―言ってきた


あたしは首を横に振った


今なにものどを通らない


ママの手紙を手に握りしめていたあたし


それに築いた慎ちゃんがあたしにこう言った


「それ読んであげなよ。優子さんも読んでほしいから、書いたんじゃないのか?」


慎ちゃんの言葉に、涙が出そうになったけど、それを抑えてコクンとうなずいた


ゆっくりと、手紙を開ける


その中には、便箋が2枚入っていた


ドキドキしながら、ママが書いた便箋を開いた



懐かしいママの字で、色んな文字が書かれていた


















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