Train Love [完]
パパの布団でずっと眠っていた


起きても、食欲がなく、学校へ行っても相対ばかりしていた


7歳ながらに、頑張って元の生活に戻そうと思った


だけど、一番戻さなきゃいけないのはママだった


毎日のように泣いて、ママはあたしの世話をしなくなった


だけど、そんなママを責めなかったのはママが小さく見えたから


子供ながらに覚えてる


ママの震える肩


毎日のようにママを抱きしめていた


あのころに戻りたい


ママもパパもいたころに・・・


「・・・」


朝起きて目を開けると、やっぱりいつも通りの朝


だけど、一つ違うのはママがいないこと


今日は、いっぱい予定がつまってる


学校へ行って先生と離して、優莉に逢いに行って家に帰ってママの荷物を運ぶ


たくさんすることがあるから、急がなきゃ


急いで制服を着て、家を出た


コンビニでおにぎりを買って、少し休んでから学校へ向かった


学校へ行くと、姫依がいつものように抱きついてきた


「姫依!」
「莉子あの後どこ行ってたのぉ?姫依1人で寂しかったぁ」


あたしは姫依にすべて話した








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