Train Love [完]
ミルクも飲み終わり、優莉は満足して眠った


そっと揺りかごに寝かせて、今度は自分のご飯を作り始めた


ご飯なんて、何年ぶりに作るだろう


もー、何を作ればいいか分かんないよぉ!


とりあえず、人参とか切って・・・


色々しているうちに、なんとか料理ができた


「いっただっきま~す」


今日すごくお腹すいてたんだよね!


「おっ?なかなかいい出来じゃん」


作ってみて、食べれる物を入れてるから食べれるんだって思った


あたしでも料理作れるのね


なんだか嬉しくなった


料理に興味持ったかもしれない


そ―言えば、姫依が料理うまいんじゃなかったっけ


姫依に料理の先生やってもらおうかな


姫依が料理をはじめたのは、男ウケがいいかららしい


姫依らしいけど、女子には『ぶりっ子』だろう


最初は、姫依と出会ってあたしも『ぶりっ子』だっておもった


けど、姫依の本性を知ると、なんだか憎めなかった


あたしの変化に1番に築いてくれたから


姫依が、あたしを戻してくれた










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