Train Love [完]
――――ピンポーン


「・・・ん?チャイム」


いつの間にか眠っちゃってた


あっそっか、優莉をあやしてる好きにあたしも寝ちゃったんだ


チャイムに感謝ね


「は~い」


ドアを開けると、そこには姫依と愛斗くんと健太君の姿があった


「あれ?みんなどしたの?」


突然来た3人にわけが分からずあたしは、寝ぼけていた



「やだぁ、莉子寝起き?」
「優莉をあやしてたら眠っちゃってた」
「言ったでしょ?姫依は、毎日莉子の家に行くって!」


あ―――、何かそんなこと言ってたような


「本気だったのね」
「あったりまえでしょ!」


とりあえず、姫依達を家へあげて


ソファに座らせた


「今日はね、莉子に発表があるの!」
「何よそんな改まってぇ」


笑い飛ばしたあたしだけど、姫依の表情を見てすぐ分かった


なんかあったんだって


とても真剣な顔であたしを見てきたから


「なによぉ」











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