Train Love ［完］

「・・・え？」


ちょっちょっとぉ！


「違うから！夫じゃないよ！」
「えー、じゃぁなんで子供2人？」
「あのね、これには深ーいわけがあってね」


それから、あたしは簡単に彼女たちに説明した


母が死んだことはいわないでおいた


「ってわけ！おわかりですか？」
「ん～、分かった」
「莉子、また俺らと夜遊びしようぜ！中3の夏から俺らとつるまなくなってさびしかったんだぜぇ～？」


・・・チャラい！


「いや、あたし今まじめに生活してるんだ。だから夜遊びしない！早くカラオケ行きなよ～」


あたしの言葉に、みんながいっせいに立った


「うっわ！約束の時間過ぎてるし！早く行くよ」


そんなことを言って、ファミレスから出ていった


「・・・ふぅ」
「う～、あ――――ぁ」


あ――――っ！優莉泣いちゃったぁぁぁぁ


「優莉～？あたしここだよぉ」


優莉はいつもないたらあたしの顔を見ればすぐに泣きやんでくれる


優莉はあたしが大好きなんだ


「大丈夫大丈夫！喉かわいちゃったかな？」