Train Love [完]
あたしの片思いだけど、大好きな健太君が選んでくれる指輪だったらいれてくれるよね?


ママもパパも認めてくれるよね?


「俺選んでいいのか?」
「うん。健太君に選んでもらいたいの」


最初は躊躇してた健太君だけど、真剣に選んでくれた


優莉に似合う髪飾りを探しながら、健太君の様子を見ていた


健太君は、健斗君と話しをしながら選んでくれていた


「優莉、ピンクと黄色どっちがいい?」


尋ねると、優莉は気にいったほうを指差してくれる


「こっち?じゃー、ピンクにしようね」


優莉の買い物が終わり、次はあたしの髪飾りのを選び始めた


「こっちとこっちあたしにどっち似合うかなぁ?」


またしても、優莉はピンクを選んだ


ピンク・・・あたし似合わないんだけどなぁ


でも、優莉が選んでくれたんだもんね!


「じゃー、ピンクにするね!」


そ―言って、髪に当ててみると優莉は嬉しそうに笑った


「へへっ、似合うかな?」
「きゃっきゃっ!」


嬉しそうに笑うんだなぁ


「莉子!決まったぞ」
「本当!?ありがとう!」











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