Train Love [完]
「まーいいから、ないしょ!」


人差し指を立ててそ―言った


姫依はふくれっ面になってたけど、それを無視してあたしは体育館へ足を進めた


体育館へ行くと、2年生がすでに並んでいた


「新入生、どれだけ来るかなぁ」
「サッカーマネはいってくれるかなぁ」


2年生に、サッカーマネは2人しかいなくて、新入生が入らないと危ない状態!


あたしら3年生の2人が抜けるともっと大変だ


だから、何としてでも入ってもらいたい!


姫依と、新入生は入ってくるのを今か今かと待ち構えていた


でも、先生はなかなか新入生を入れて吐くれない


元後輩いるかもしれない!


「ねぇ莉子聞いた?」


姫依じゃなく、違う女の子が話しかけてきた


「何々知らない」


彼女の情報量は半端じゃない


「新入生に、かっこいい男の子がいるらしいよ」
「え~、まじまじ?どの子か言ってね」


そんなことどうでもいいけど、どれほどかっこいいのか見ておきたかった


「それでは、新入生が入場します」









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