Train Love [完]
そして、部活の時間になって、咲希ちゃんと莉那ちゃんがくるのを待っていた


「先輩!」


きょろきょろしてると、咲希ちゃんと莉那ちゃんが駆け寄ってきた


「お~、来てくれたね。じゃ―今日は、ボトル洗いしてもらってもいいかな?」
「はい!」


いい返事だ、可愛いなぁ


新入当時はこんなんだったなあたしたちも


でも、年を重ねるごとに厳しくなっていくんだよなぁ


てか、めんどくさくなっていくのよ


「いいねぇ、若いって」
「ぶっ、姫依どうしたの?」


姫依は、昔のことを思い出してるようだ


姫依と2人で、咲希ちゃんと莉那ちゃんを見ていた


「咲希!今日からなんだ。頑張れよ」
「凪も!大丈夫?」
「全然大丈夫!」


咲希ちゃんと凪君は付き合ってるのかな?


中学時代からの付き合いなのかしら


本当に若いっていいねぇ


「可愛いねぇ、咲希ちゃんと凪君」
「いいねぇ、あんな恋」


新入生を見てると、おばさんになった気分で叔母さん言葉になっちゃう


「先輩!終わりました」
「おっ早いね、次はユニホーム洗い!あそこに洗濯機あるからね!」


咲希ちゃんたちは、次々と仕事をこなしていった


「姫依、こっからあたしたちの出番よ!」
「よっし!今日もがんばりますか」






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