空の君へ〜命をみつめた真実のラブストーリー〜
To.絢
絢。泣いてない?
って…絶対泣いてるよな。
ごめん
約束守れなくて。そばにいてやれなくて…。
俺、幸せだった。お前がそばにいてくれて
絢は、幸せだった?
こんな俺で、本当にごめん
もう、お前がどんなに泣いても俺は何もしてやれない。
でも忘れるなよ。
姿、形は見えなくても
心はずっとそばにある
俺の心はお前のところに永遠にある。
お前ならわかるだろ?
絢
無理に強くなろうとするな
早く大人にならなくていい
自分だけで重荷を背負うことない
人間だ
1人じゃ死にそうなくらいつらくなる生き物
だから
頼ることも大切だよ
俺は頼りきりだったからさ……
お前のエネルギーに
1人じゃ乗り越えられないことがたくさんある。
絢の周りには最高の人たちがそばにいる……。
嬉しいとき
つらいとき
楽しいとき
悲しいとき
いつでも一緒の人たちが包み込んでくれる。
入院中
たくさんの大切なことに気づかされたよ
もう、絢は知っていることだと思う。
絢に出逢って初めて、本当の愛を感じた。
それまでの俺は、ただ愛を求めてさまよって……
たくさんの人を傷つけた。
永遠ってあると思う?
運命って信じる?
俺は永遠って本当にあると思う。
運命だってあると思う。
なんか…メルヘンチックだった?
たまに俺、スゲー気持ち悪いセリフいうよな(笑)