子猫が初恋提供します。




勢いよく開けられた扉からは、予想通りにキラキラ眩しい笑顔の…夜。



あたしに目をとめて、さらににっこり…笑みを深めた。



綺麗な笑顔に見惚れ、ぽ~っとマヌケに見上げるあたしに手を伸ばして、優しくいい子いい子と頭を撫でて…









「にゃあ、デートしよ?」



「…!?」










付き合って初めての放課後。



夜は、にっこり笑顔でそう言った。










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