子猫が初恋提供します。




ーーーーそして最初の『がんばるからちゅうして』に戻るのです。





てゆーか、周りの視線が痛すぎる!!



好奇の目に嫉妬の目…キラキラな夜の目の前にいるあたしに集まる視線に胃が痛くなりそうなんだけど…。



「にゃあ?」


「むむむむ無理デスっ!!」



固まるあたしに小首を傾げた夜に、あたしは両手を突き出してぶんぶん振って断固拒否。



だってこの衆人環視の状況じゃあさらし者にしかならない!!



「えー」



不満そうに言われても無理なもんは無理としか言いようがないですし。



いっそ聞こえないふりでも決め込もうかと考えた時ーー






「夜ー、こんなトコじゃさすがににゃあちゃんがかわいそうだろ?」



「!!」



なんとどこからか救いの神……篠崎せんぱーーい!!





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