子猫が初恋提供します。
「……意味不明よ。」
「………。」
長い長い説教から解放された後は、昨日何があったかに対する尋問だった。
あたしは事実を包み隠さず蓮に吐いたんだけど……。
あまりの出来事のせいか、さすがの蓮もうまく処理出来ないご様子で……。
「つーか…、そんなとこで寝てんじゃないわよ!!襲ってくださいって言ってんのか!?」
「………!?」
混乱した蓮の出したひとまずの結論は、
《にあ=バカ》だった………。
そして始まる説教第二段。
あたしはもう机に突っ伏して、蓮の怒りが冷めるのをひたすら待つしかありませんでした……。