子猫が初恋提供します。




「まったく…あんたのバカのおかげであたしも酷い目にあったわ……!まぁ、それはいいけど…

とにかく、いきなり襲われてるんだし、もう一人で妙なとこにホイホイ行くんじゃないわよ!」



「……はい…。」



ホイホイって……。



…てか、何か引っかかる言い方だったけどこれ以上余計なことは言うまいと…



まぁ、ぐっさりと釘を刺され何も言い返すことも出来ないし…素直に頷いた。



でも確かにあんな想いはもうごめんだ。



これからは変な好奇心は出さずにおとなしく高校生活を楽しもう…



そう心に誓った。












それなのに、







「あの…、橘さん、


……よ…、呼んでるんだけど……!」



「へ…?」










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