子猫が初恋提供します。
「………っ!」
そんなにじっと見ないでよ!!
あたし男の子に免疫ないんだから!!
クラクラで鼻血でも吹いちゃったらどうしてくれんのよ…!!?
なんて、アホなことばっかり考えていたら
「……俺の病名がわかりました。」
「……!?」
いかにもよくわからん自分タイミングで、イケメン様が口を開いた。
「やっぱ病気だったの!?病院行ったのっ!?」
介抱?した手前、そこは気になるわけでして……。
思わず身体を乗り出した。
「友達に聞いた。」
「………。」
いや、病名をか……?
「あんたの友達医者いんの!?」
当然そう思いますよね?
「……??医者じゃなくて俺の友達はタラシ。」
「…タラシが病名わかんすか…?」
どうしよう……。
いよいよ混乱してきたぞ………。