子猫が初恋提供します。
「……ぁ……ン…ッ……!」
「にゃあ……。」
苦しそうだったけど…容赦しない。
んー…いや…出来ない。
俺は今、おまえに餓えてんだから
あんな可愛い顔して煽ったにゃあが悪い。
もー
ガマンなんかマジで無理。
にゃあは絶対、俺のモノ。
「ほんと、にゃあは……おいしい。」
名残惜しげに…唇が離れる。
「……は…ぁ……ッ」
にゃあからは甘い吐息が漏れた。
それにまた煽られそうになりながらちょっとここは堪えてみる。
うるうるの瞳をじっと覗き込んだ。
ニィと自然と笑ってしまう…
「ガマンも遠慮も、もーしない。」
そして、キッパリと宣言してやった。
「ぇ…?え゛っ!?」
「遠慮せずに、めちゃくちゃ可愛がってやるよ……?」
「………!!!」
戸惑う子猫をこれでもかって追い詰める。
楽しくて仕方ない俺。
だから最後は、めちゃくちゃ笑顔
「なぁ…?ほら、早く……
俺が好きって…言ってみな……?」
「~~~っ!!!」
真っ赤な顔で瞳をきょろきょろさ迷わせていたにゃあが…
たっぷり時間をかけた後にちっちゃい声でつぶやいた。