子猫が初恋提供します。
☆自覚したのは恋心




言ってしまった……。



『…夜が、好き…』







あまりにも展開がめまぐるし過ぎて思考はもー…ストップだ…。



どうして避けられてるのか追求しに来たはずが…



気づけばいつも通りに戻ってる夜のペースに巻き込まれ



抱きしめられて



ち…ちゅう…されて



トドメのように






『なぁ…?ほら、早く……

俺が好きって…言ってみな……?』








…意地悪く、囁かれていた。







だけど



あたしはもう自覚をせずにはいられなかった。









ずっと、逢いたかった……極上の笑顔で迫られてしまったんだもん……。







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