シオン~君を忘れない~

人気者だから。     side葵



鏡を見つつ髪を直す俺。

この辺はもうちょい遊ばせたい・・・

あぁ・・・ピンが欲しい。

おッ!ココいい感じ。

なんて微妙な調整をしていると


『屋上に来いってさ』


いきなり皇に話しかけられた。

屋上??

チカちゃんかな・・・


『何かあったっけ??』


そう聞けば、一言・・・


『知らね』


皇らしい返事。



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