背後の彼
出来れば


夢であってほしくなかったし

彼が私の背後から
いなくなってしまうのも

嫌だった。


地味で目立たなくて
誰からも必要とされない

見向きもされない

「中の下」な

こんな私のそばに
ずっと、いてくれた彼。


また、これまで通り
そばにいてほしい。
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