春風~HARUKAZE~
*
「長倉ぁ!!」
「おはよ。お前すっごい嬉しそうだな。」
満面の笑みで走ってきた杉山に僕は言った。
「へへ…。」
杉山は八神への告白を、見事成功させたのだ。
「ったく、あんなに自信なさそうだったのに…。」
「ありがとな、長倉。…で、お前は??」
「は??」
「だからぁ、ハルカチャンに告白しないのかよ??」
「なッ!!なんで俺が…。」
僕は思わず赤くなってしまった。
「何でって、好きなんだろ??」
僕はすぐに否定できなかった。
初めて見たときから気になっていた。
いつの間にかハルカばかり追っていた。
でも…。
いろいろ考えていると、杉山が言った。
「俺、思ったんだけどさぁ、もうすぐバレンタインだろ??で、その時ハルカチャンが義理でも何でもくれたら告白!!ってのはどう??」
「えッ??無理ッ無理だって!!」
杉山の急な提案に僕は思いっきり反対した。
「無理なことないって。俺だってOKだったんだし。言わなきゃ後悔するぜ…??」
…今考えると、杉山の言うとおりだった。
あの時言っていなかったら二度と言えなかっただろう…。
「…もらったら告白するよ。もらったら、だぞ。」
僕は言った。
「それじゃあ、九九%告白だな。」
杉山が友達と話しているハルカを見ながら言った。
「長倉ぁ!!」
「おはよ。お前すっごい嬉しそうだな。」
満面の笑みで走ってきた杉山に僕は言った。
「へへ…。」
杉山は八神への告白を、見事成功させたのだ。
「ったく、あんなに自信なさそうだったのに…。」
「ありがとな、長倉。…で、お前は??」
「は??」
「だからぁ、ハルカチャンに告白しないのかよ??」
「なッ!!なんで俺が…。」
僕は思わず赤くなってしまった。
「何でって、好きなんだろ??」
僕はすぐに否定できなかった。
初めて見たときから気になっていた。
いつの間にかハルカばかり追っていた。
でも…。
いろいろ考えていると、杉山が言った。
「俺、思ったんだけどさぁ、もうすぐバレンタインだろ??で、その時ハルカチャンが義理でも何でもくれたら告白!!ってのはどう??」
「えッ??無理ッ無理だって!!」
杉山の急な提案に僕は思いっきり反対した。
「無理なことないって。俺だってOKだったんだし。言わなきゃ後悔するぜ…??」
…今考えると、杉山の言うとおりだった。
あの時言っていなかったら二度と言えなかっただろう…。
「…もらったら告白するよ。もらったら、だぞ。」
僕は言った。
「それじゃあ、九九%告白だな。」
杉山が友達と話しているハルカを見ながら言った。