春風~HARUKAZE~
バスに乗って着いたのは、駅だった。
「このビルの中にできたんだってー……。」
「……あ、そうなんだッ。」
「…うん…。」
このビル…。
…ハルカ達と来た、ビルだ。
「わぁ…可愛いッ。見て、長倉クン。」
「へぇ…いいじゃん。佐々木、そうゆうの好きそう。」
「えへへ。可愛いって聞いてたけど、来て良かったぁ…ッ。」
「うん。良かったなッ。」
『わぁ…!!』
『すごいって聞いてたから来たかったんだけど…。本当にすごいねッ!!』
「…ハルカ……。」
「…え??何か言った??」
「…何でも、ないよ。」
ふと、店のガラスを見た。
“誕生日プレゼントに――…”
誕生日…。
そういえば、佐々木の誕生日、知らなかった…。
「このビルの中にできたんだってー……。」
「……あ、そうなんだッ。」
「…うん…。」
このビル…。
…ハルカ達と来た、ビルだ。
「わぁ…可愛いッ。見て、長倉クン。」
「へぇ…いいじゃん。佐々木、そうゆうの好きそう。」
「えへへ。可愛いって聞いてたけど、来て良かったぁ…ッ。」
「うん。良かったなッ。」
『わぁ…!!』
『すごいって聞いてたから来たかったんだけど…。本当にすごいねッ!!』
「…ハルカ……。」
「…え??何か言った??」
「…何でも、ないよ。」
ふと、店のガラスを見た。
“誕生日プレゼントに――…”
誕生日…。
そういえば、佐々木の誕生日、知らなかった…。