バラ色の恋物語
「んもう!早くこたえてー!」


そう言って彼女は可愛い顔を膨らませて怒っている。


もちろん、俺の腕のなかで。


「ん〜…。そうだなあ」


!俺はいいことを思いついた。


「いつも大人しいお前が、その日だけ積極的になってくれたらそれでいいよ」


「……え?」


なーに顔真っ赤にさせてんだよ。


「ん?なにかんがえてんの?」


「えっ、えっとお…」


そうだよ。


お前の考えてるとおりだよ。


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