桃色の恋

羽鳥said


~♪~~♪

「祐っ…携帯なってるから…」

「そんなん出るなよ」

「…でも多分桃だから」

飛鳥は俺から身体を離すと携帯を開いた。

「何だって?」

「やっぱり体育はサボるって…」

「そっか。じゃ、もうちょっとイチャイチャしよ…?」

飛鳥の頬に手をそえ、唇を近づける。

「だーめっ!私はサボるなんて言ってないよ?」

飛鳥は体育館履きを持って教室を出て行ってしまった。

「俺もサボろっかな」





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