エクソシスト
そこはまるでおとぎ話や、漫画にでてきそうな場所だった。

端から端は何キロもあり、皆が忙しそうに働いている。

広報からは火花の音が聞こえ、前方では何かの実験をしているらしく、白衣をまとった人が何人もいた。


あっけに取られている二人に一人の女性が近づいてきた。

片手には拳銃が握られており、二人の前で止まると同時に薫に銃を向けた。
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